haien sorch

音楽にまつわる個人的備忘録

◯NIGHT FISHING/サカナクション

NIGHT FISHING

…ワード

同じキックでも多少のニュアンスの変化の意図はあれ、載せる和音が違うとやっぱり表情が違って聴こえる

…サンプル

最初のハイハットが古めのテクノみたい

Aメロでくたびれた感じの歌詞を出してサビで息をしていたって書けば大体肯定する感じになるよな

でも音はかっこいい

途中で拍子が変わるのが面白い

ライブ版がめちゃカッコ良かった

結局なんでこの曲名なんだろう

…ナイトフィッシングイズグッド

ゆったり加減がいい

中盤の唐突な展開も好き、夜釣りなのに明るい曲調なのが釣り好きなんだろうなって思う

ラストサビのスネアが弾む感じがしていい

…雨は気まぐれ

キーボードにかかったサイドチェインとパンのゆらぎがちょっと落ち着かないけど気持ちいい

ベースが存在感が小さいけどうまくていい仕事してる

大サビ前の間奏→3分の3→4分の4に戻ってクラブミュージックのブレイク→ドロップみたいに盛り上がってく所が気持ちいい

どういう歌かと思ったけどとりあえずクラブミュージックをバンドでやろうとしてるのは分かった、ブレイクドロップの流れもあるし裏打ちで一種のハウスみたいだしノンストップで次の曲に繋がるし

…マレーシア32

打ち込み、部分ごとに聴かせるというよりは全体の流れ重視 ハウスにチャレンジしてみましたって感じ

…うねり

うねってる感じもする、低音と高音で弦楽器っぽい音を使ってるのもゆったりうねる感じを出してはいるけどいかにもキーボードに音源ぶち込んで弾いてるみたいな感じだからなんとも

…ティーンエイジ

弱い過去を引きずったまま今になって特に変わらず過ごしている歌

イントロや中盤のスネアとか歌詞とか、これから何かが始まりそうな予感を育ててどうするのかと思ったらめちゃ単調で平べったいよくわからん地帯になってまたスネアでちょっと助走をつけてノイズの闇の中に突っ込んで終わってく

…哀愁トレイン

なんか今いち単調

…新しい世界

夕暮れに聴きたい

レゲエのようなリズムのある中盤も面白いがサビの入りも熱量があっていい

キーボードのサイン波的なものを思い起こさせる音色が印象的

…アムスフィッシュ

前の曲と同じテンポで入ってくるのがいい

歌い出しの歌詞が途方もないけど想像できる

フレーズの切り替わりの前に音が切れるがどの楽器も繋がず頭まで待って入るのがいい

なんでアムステルダムなんだろう?

中盤のサビ(Aメロ?)のバンドが良い、ギターが2本とも良い音、ただボーカルも含めてみんなでコーラスし始めると、折角良かった2つのギターが埋もれちゃってどっちつかずな印象 。コーラスも好きなだけに残念


なんか地味な暗さが漂ってる

楽器は上手いし細かい工夫も凝らされてるけどもっとバンドの文脈、クラブの文脈、コーラスの文脈をそれぞれ掘り下げてそこで面白いものを作って欲しかった

歌詞もだいたい雨か夜の中で君と僕がどっちつかずで終電の周りをうろうろする感じなのが残念、その辺と比べてアムスフィッシュの歌い出しは絵本みたいでグッときた

ちょっと自意識過剰な感じがする歌詞
音楽は、なおさらロックバンドはその流れや背景もセットで見るのは致し方ない枠組みの定めなのか

曲が頭から終わりまで計算され頭の中で作られた世界観に留まるのと、望みが瞬間的に噴き出して印象的なフレーズのある曲になるのとでは後者の方がいいが、両方欲しい

 

10曲

サンプル

ナイトフィッシングイズグッド

新しい世界