haien sorch

音楽にまつわる個人的備忘録

◯金字塔/中村一義

金字塔

やたら名盤と聞くしジャケットも気になっていた。

シンガーソングライター?20年前のアルバムだ。20年前の音楽に具体的イメージがあるわけではないけど、なんだか数字よりも今っぽいぞ?と感じることが多い。そのくらいの年代の音楽ってなんなんだろう。
去年に6枚目のアルバムが出てるけどこれは1stらしい。

一般的なバンド編成でアコギ・エレキギターや乾いた音のドラムが目立つ。
キーボードが他の音に紛れて目立たないけど、たまーにだいぶへんなことやってる気がする。
曲が良い意味でも悪い意味でもすーっと通り過ぎていく。ただ所々のメロディは頭に突っかかってなかなか離れない。
調べたら宅録って出てきたけど気づかなかった。確かにドラムは打ち込みかもしれない。

ただ発音がかなり受け付けなかった。あまり安定した歌い方じゃないし(特に高音の方)、声を常に重ねるタイプの録音もそんなに好きじゃないんだけど、舌を巻く歌い方が一番受け付けなかった。「あ」のときも「お」のときも「エ」に近い発音をするんだけどこれはなぜ?時たま英語を意識したような歌い方もしていたけどそういう意図なのかな。

 

(追記:ドラムも含めほぼ全て本人の演奏との情報を頂きました。驚きの情報、それを念頭に置いて頭から聴きたかった笑。3枚目も名盤と言われているらしいので今度聴いてみる。)

 

1997年/16曲

犬と猫
ここにいる
いっせーのせっ!
永遠なるもの
犬と猫 再び