◯コロニー/麓健一
麓健一のセカンドアルバム。ずっとストックしておいたのを聴いた。
前作は宅録だったけど今作は他の人とスタジオに入ったらしい。ギター・ベース・ドラム・キーボードの音がする。
前作に引き続いて、ひとつのコード展開を繰り返す曲が多い。
バンドは音の隙間が多いアコースティックでゆるやかな感じで、クリーンなギターも終始穏やかだった。
歌声は前と同じくすごく辛そう。そのか弱さが、自罰とか祈りみたいな感覚を連想させる。
ドラムはスッパマイクロパンチョップって人がやっているらしい。開放感のあるビートだし若干ローファイじみた音もよかった。
2曲目のパフの雰囲気がよかった。ドラムのビートと、特に金物のセンスが気ままな感じがするし、たまに鳴るブリキ缶みたいな音がより自由な雰囲気を出してた。
バンドでしか出せないアコースティックな雰囲気がよかった。
そのおかげで全体的に前作より楽しく聴けた。
11曲/2011
☆
コロニー #1(End of May)
パフ
Party
Fight Song(山荘と水着)
ガールズ
たたえよたたえよ