◯Ez Minzoku/食品まつり
前からこのヘンなアーティスト名が気になっていて、このアルバムが海外や国内で評価されたという話を目にしてけっこう前に聴いてみたけど、感想をまとめずに長い時間が経ってほとんど忘れちゃった。
電子音楽家らしい。6枚目のアルバム。
どんな雰囲気って言えばいいのかわからない…チープでミニマルな音が基本で、あらぬ方向から飛んでくるサンプリングや予想外の展開が面白い。
目を閉じている時に見えてくる図形とか色の流れみたいな音楽だと思った。斬新な音使いがcompetorに似てる。50年くらい先の未来の音楽と言われても納得する。
7月に渋谷のササクレフェスに行った時に1980円とシシヤマザキという前衛的でアホみたいなユニットを見かけて、メンバー紹介の時にドラムマシンの人が食品まつりだと知ってかなり驚いた。その時のイメージと合わせて、かなり奇特な人という印象。
jazzのウワァァァーって声がけっこう好き笑
Mid Summer Nightのフットワークのような感じでようやく既知の音楽に触れた気がして安心した…でもただの暗くアンダーグラウンドな感じではなく、夢の中を漂うようなポジティブな雰囲気が良かった。
踊れる音楽という感じは全くしなかったけど、興味深く聴けた。他のアルバムも聴いてみたいかもしれない。
13曲/2013
☆
Hikari
jazz
Mid Summer Night(feat. Diskomargaux)