haien sorch

音楽にまつわる個人的備忘録

◯Come To Daddy [EP]/Aphex Twin

Come to Daddy (WAP94CDX)

アルバム3枚買ったうちの最後。
でもよく見たらEPって付いてた…時期的にはRichard D James Albumの直後くらいかな?

Come To Daddyという曲が父・母・小さき主faulteroy(誰それ?)の3パターンのアレンジと、その他に5曲入っている。
最初の曲から今まで聴いた中でもだいぶ凶悪というか分かりやすく狂気が表に出ていたので激しい曲が多いのかと思ったけど、結果的にいつもと同じように静かに歪んだ曲が多かった。

2番目のFilmが雰囲気といい途中のリバーブといい1作目のSelected Ambient Worksに近くて、すごく好きだった。落ち着いた曲の中ではかなり好きな方。
Bucephauls Bouncing Ball…前半と後半でがらっと違うけどどっちも好き。タイトルの通りボールがいくつも跳ねているせわしない躍動感を感じる。終わり方も大きく跳ね上がってからこちらを目掛けて落ちてくるようで面白い。
Funny Little Man…確かに面白いけど気持ち悪い。なんでこんな曲作ったんだろう?
Come To Daddy (Mummy Mix)…3形態の中では一番前衛的に感じたというか山場が良く分からないまま終わる曲だった。歓声で終わる所に余計にそういう意図を感じる。
Iz-Us…初めて生楽器のサンプリングっぽい音聴いた。生のライドシンバルだと思うんだけどどうだろう。すごく雰囲気に合っていると思うけど、あまりぱっとしない曲でもある。

もっと色んな曲を聴いてみたい欲求がある。
でも今のところambient works 85-92とSyroが一番好きだ。

Come To Daddy (Pappy Mix)
Film
Bucephauls Bouncing Ball
To Cure A Weakling Child (Counter Regard)