haien sorch

音楽にまつわる個人的備忘録

☆2017・印象的だったアルバム7選 +α

興味はあるけど聴く機会なく終わってしまうことを防ぐために、2016年からアルバムやEP・シングルを聴いて備忘録として書き留めている。
でも本腰を入れたのは2017年の頭からだった。4月末にtumblrからはてなブログに移動したので正確なことは分からないけど、確か今年最初に聴いたのはPoter Robinsonのworldsだった。

それから年内に聴いた枚数に興味がわいて数えてみると、キリの良いところまで行けそうだったので、アルバム・EP・シングルを合わせてちょうど150枚に揃えた。ついついペラペラの毎日を送ってしまうので、一年間意識して物事を積み重ねられたことが嬉しい。

せっかくなので、その中でも頭から最後まで通して全体的に印象的だったアルバムを7枚と、象徴的な曲をひとつずつ挙げてみる。
2017年に出たアルバムではなく、あくまで去年俺が聴いたアルバムから選んでいます。順は関係なし。


美化/麓健一(2008)

使う楽器も曲の作りもシンプルだけど、キャッチーなメロディと思い詰めたような歌がとても魅力的だった。バリケードとうぐいすの谷が特に好き。
◯美化/麓健一 - haien sorch

幻想/TOMOVSKY(2009)

聴いたばっかりだけどとても良かった。前半は愉快に、後半はやるせなくうだつの上がらない曲が並んでいて面白かった。突破という曲もとても良い。
◯幻想/TOMOVSKY - haien sorch

CHECK THE SHADOW/DALLJUB STEP CLUB(2017)

ベースミュージックをバンドでやることに衝撃を受けた。6月のフェスで知ったんだけど、ライブでもダブ用にリバーブをむっちゃ効かせたスネアを別に用意してあったりして面白かった。2という曲も捨て難い。
◯CHECK THE SHADOW/DALLJUB STEP CLUB - haien sorch

Richard D.James Album/Aphex Twin(1996)

ブレイクビーツだけど単に激しいだけじゃなく柔らかくて、しかし狂気を孕んでいて楽しゅうございました
一曲目の4も捨てがたかったけどよりアルバムの中心的なイメージに近いのはこっち。
◯Richard D. James Album/Aphex Twin - haien sorch

Dirty Projectors/Dirty Projectors(2017)

一応バンドらしいけどどう聴いても楽器の生演奏ではない。アイデアを一緒に出したからバンドのクレジット?なんにせよアルバム全体にとても衝撃を受けて、これより前のまだバンドだった頃のダープロも聴き始めた。
Cool Your HeartもやばいけどKeep Your Nameも捨てがたかった。
◯Dirty Projectors/Dirty Projectors - haien sorch

Hurtbreak Wonderland/world's end girlfriend(2007)

ブレイクコアだけど独特の世界観が炸裂しまくっていてずるずる引き込まれた。全編に渡って使われたサックスもとても特徴的だった。
絵本を読んでいるようなアルバムだった。
◯Hurtbreak Wonderland/world's end girlfriend - haien sorch

We lost The Sun/Competor(2016)

インディーズというかたぶん個人の作品だと思う。アルバム全体での衝撃がとにかく強かった。投げ銭制でダウンロード。
最後までずーっと鳴り続けるBPM60のカウントと共に、世界が終わる際→終わった後→新しい始まりとでも言うような大きな流れが続く。
めちゃくちゃチープな音を使っているのにそれがズバッとはまって独創的かつ唯一無二の世界を作っている。動画は2曲目と10曲目がくっついている。
絵本を読んでいるようなアルバムその2。
◯We lost the Sun/Competor - haien sorch


おまけ…その他曲単位でいいね!!ってなったやつ

Dancing Planet/capsule

ドロップの回転ノコギリみたいなキュイーンって音が最高

Xtal/Aphex Twin

キックのリバーブに衝撃を受けた。ザラザラする音質の正体はカセットテープで録音したことらしい。

Making Flippy Floppy/Talking Heads

こんなん家で聴いたら寝るまで踊っちゃう

ズックにロック/ゆらゆら帝国

いいね…


おわり。動画は非公式のものが多いのでいつか消えるかもしれない。