haien sorch

音楽にまつわる個人的備忘録

◯Audio/Blue Man Group

Audio

ルーマングループという3人組がいる。頭の先から爪の先まで全身濃い青の塗料で染めて創作楽器を使ってパフォーマンスするグループなんだけど、高校生の吹奏楽部の時に希望者で集まって公演を観に行った。確か学生の団体向けの特典で割引だか無料だかになる仕組みがあったんだと思う。

今はもう撤退したけど当時は六本木に専用の劇場を構えていて、ステージの上には全く喋らずジェスチャーだけで演技をするコミカルな3人がいて、背後の壁のスクリーンにはバックバンドの影だけが映っていた。

どんな音楽だったかについては正直あんまり覚えてないけど、色々ユニークで凝ってて面白いパフォーマンスをやってたし、人間の色覚細胞だかDNAだかを扱ってなんだか壮大なテーマだったし、最後の曲でマジでバカでかい大太鼓がマジでバカでかい音を鳴らしてたのが印象的だった。

 

そのグループの音源をたまたま中古屋で見つけたので買った。ジャケットにキスマークの形の塗料が残っていたけど調べても同じ柄は見つからなかったのでたぶんファンサービスなんだと思う。売るな笑

 

肝心の曲だけど、なんだか聴き所がないままに曲が終わってしまうのであんまり面白くなかった!

どの曲でもフロアタムみたいな太鼓が重なって打ち鳴らされるフレーズがあるんだけど、確かにそんなことやってたかもしれないという記憶は呼び覚まされるけどそれ自体に面白みはそんなにない。

時々創作楽器の音がする。

何よりちゃんとしたバンドに比べてまとまりが感じられない。やっぱりパフォーマンスと共に観るから面白いのであって、曲単体で聴くものではなかった。

 

最後にアルバムの作られた年を見たら1999年とあった。そんなに前からやってたの…?

 

14曲

Tension 2

Drumbone