●FLYING TENTACLES/YAKUSHIMARU EXPERIMENT
初めに言っておくと、このアルバムは最後まで聴けなかった。今まではそういうアルバムは記録してこなかったけど、備忘録的な意味では感想だけでも残しておいてもいいのかなと思ったので書いてみる。
相対性理論のボーカルなんかをしているやくしまるえつこのソロ活動のアルバム。やくしまるえつこ名義でも1枚出ているらしいけど、エクスペリメント名義でもこの1枚が出ていた。実は1〜2年前にも聴こうと思って挫折していた。
名義に書いてある通りなんだけど、俺にはちょっと前衛的すぎた…
ビートもなくただ複数の音が鳴っていくだけの14分の曲とか、ただ15分続くやくしまるえつこの抽象的な朗読(本当に声だけ)なんかが並んだアルバムだった。
身近に想像できるイメージの共通点がまるで無かった…
昨日もっとわかりやすい構成の曲が聴きたいって思ったばかりなのになんでこんなことしているんだろうか。あまりにしんどかったので飛ばし飛ばしで最後のところまで送ってしまった。ギブアップ!
やくしまるえつこは作曲以外にも可能性や新しいものを求めていろんな活動をしているらしい。
今回改めてわかったのは、このアルバムをしっかりした理由で肯定・もしくは否定するに足る芯の通った感性を俺は持っていなかったこと。背伸びも必要だけど無理やりついてはいけない。楽しい音楽聴きたい。具合悪くなっちゃった。頭と耳がいてえ。
6曲