◯The Color In Anything/James Blake
名前は聞いたことあるから聴いておこうと思った。
ロンドンのシンガーソングライターで打ち込みめっちゃ使う人。
じっくり聴いたらよかった。
最近こういう静かで落ち着いたトラックで歌うアーティストを聴くことが増えている。フランクオーシャンとか、サーペントウィズフィートとか。
と言っても最初からそういうの聴こうと思ってるんじゃなくて、メディアで紹介されていて気になって聴いたらそういうものだったパターンが多い。
膝抱えてソファに転がって聴くと楽しいと思う。
色々なジャンルの要素が聴こえてくる。
17曲/2016
☆
Radio Science
Timeless
Put That Away And Talk To Me
Noise Above Our Heads
two men down
◯GOO/Sonic Youth
ソニックユース聴いたことないけど興味あったから聴いた。
バンドの詳細とか調べてみたけど複雑でよく分からんかった。けどボーカルは3人いるらしい。確かに曲ごとにいろんな人の声がする。
5枚目のアルバムだった。
キャッチーさはないけどバンドの格好良さが伝わってくる。実際に勢いのあるライブを観てみたい。
暗くて怖くて青い感じがする。これ聴いてた人ケンカとかしてそう。
メンバーだったジムオルークがくるりの図鑑のプロデュースに少し噛んでたらしいことは知ってるけど、腑に落ちた…
なんとなくだけど歌詞が曲の中でけっこうな面白みの比率を占めてそうで、英語わからんから面白みを半分くらい損なっている気がする。
いいヘッドホンで爆音で聴いてみたい。他のアルバムも聴く。
11曲/1990
☆
Kool Thing
my Friend Goo
Disappearer
Chinderella's Big Score
Titanium Expose
☆sigur rosの東京国際フォーラム公演を観てきた
4〜5年前に知っていつか一目観たいと思っていたsigur rosを昨日(7月31日)観てきた。
内容や感想を箇条書きにする。
・本当にいるんだ…と思った。変な話、あの音って人が出しているんだと初めて実感できた。彼らはアイスランドの宝だとも思ったし、彼らと同じ時代に生きられて良かったと真面目に思った。
・去年のフジロックもそうだったみたいだけどずっと3人だけだった(フワーッとした音なんかはたぶん別の人が見えないところで担当してるのかもしれない)。バンド・ポストロックの側面を強く意識した。力強さがとても良かったけど、欲を言えば金管+弦楽器のサポートを沢山使ったHeimaみたいなライブも観てみたい。
ヨンシーの歌とギターの鳴り方と切れていく様がきれいだった。ギターは同じ轟音でも曲によって表情が全然違う。
オーリーのドラムの金物も太鼓も違う美しさを持っていた。ゲオルグのベースは正直あまり注目して聴いていなかったけど、一音一音で曲を導きつつ、バンドを力強く支えていた。何より全体で音を出したときが圧巻だった。
質感を保ったまま穏やかなところから激しいところまで自由に行き来するコントロール力がバンドじゃないみたいだし人間みたいでもない。生で聴いて初めて実感できた凄みだった。
・照明と映像がとても凝っていた。特に照明の支柱はステージ上を縦横無尽に走っていて、ジャングルジムのようだった。ライブへの没入感や想像力をとても高めていた。
・席がただでさえだだっ広い2階の更に後方端だったのが唯一の残念な点だった。そのために音もやや間接的な聴こえ方だったので、1階席の真正面から音と映像を浴びて堪能したかったのが今回唯一の不満。先行発表直後に申し込んでまさかそんな席を引き当てるとは思わなかった。多少後ろでもいーやーと思ってたけど、惜しまずもう3500円出してSS席にしても良かったなと思う。
・glosoliが好きなんだけど、音源の激しく広がっていく感じとは違って、ライブではPVの子供のように浮遊感を覚えた。
・Vakaの途中で少しヨンシーの声が枯れていた?かなり辛そうに聴こえた。その次のFestivalは、今までにみたいくつかの映像では前半部分で息が切れるまでロングトーンを続ける場所があったので楽しみにしていたんだけど、声の調子のせいなのか昨日はやらなかった。それとももうロングトーンやめたのかな。
・彼らの音楽は生命や自然のあり方に限りなく近いと思う。自分が音楽を聴くときの捉え方として、生命を表現するか文化に寄り添うか、という二つの軸がある(もちろんゼロサムではなくて相互に絡み合っているけど)。もっと色んな観点を経てやがて二項対立から解き放たれたいと思ってもいるけどそれは置いておいて、とにかく昨日、改めてsigur rosの音楽は生命や自然の不思議を想起させると強く感じた。大事なものを再確認する感じ。
・物販でタオルとジャケ写の缶バッジを買った。事前に発表された画像にはシャツとタオルしかなかったのに、物販には他に缶バッジとワッペンとブローチ?のようなものがあった。そういうのも前もって知らせてくれ〜
以上です。また日本に来たらたぶん行っちゃうな…
いつかアイスランドの自然に触れたい。あわよくば現地でsigur rosのライブも観たい。下の写真は全然関係ないビルです。
◯アメリカの友人/ハンバートハンバート
ハンバートハンバートのオリジナルアルバムを聴いたことがなかった。
夫婦でやっているユニットの2ndアルバム。
歌きれいだな!うまいけどうまさを推してくるわけじゃなく、親近感が持てる歌い方。
曲調によって細かな歌い方が変わるのが聴いていて楽しい。
アメリカの恋人は弾き語りのバージョンしか知らなかったからバンド版でびっくりした。サビのハモりがなくなってたのが少し残念だったけど、代わりにユニゾンになっていてこれはこれで良かった。
雨傘のゆらぐギターが気だるげでいい。
ひなぎくのサビ終わりの3拍子が斬新でよかった。
farewell songまでが一区切りで、残りのカバーの2曲はおまけ的な位置付けの曲なのかな?
タイトルの通り親しい人との距離が全体的なテーマとして通っていたから楽しく聴けた。
いつものように朝の満員電車で聴くのはすこし難しいけど、だからこそ時間作って聴きたいなと思った。他のものも聴いてみたい。
12曲/2002
☆
アメリカの恋人
おもいで
雨傘
足跡のつづき
ひなぎく
farewell song
Blue moon
Blowin' in the wind
◯Breaking Dread/Day Din
サイケ掘る。
どこの人で何枚目のアルバムかは分からずじまいだった。ただプログレッシブトランス/ハウスのアーティストって書いてあるのは見つけた。もしかしたら俺は何か勘違いしてるかもしれない。
いい。賑やかな方ではないかもしれないけど、そのぶん一つ一つの音が際立って聴こえる。
1曲目もよかったけど2曲目が展開のそれぞれがけっこう好みだった。
3曲目はスロー〜ミドルテンポで4つ打ちじゃなかった。こういうジャンルの音で非4つ打ちは初めて聴いた。あまり印象には残らない曲だったけど、弾力のあるキックとか尖った短いアクセントの音とか残響具合とか、諸要素はかなりはまってた。
良かった!同じ人の他のアルバムも探してあれば聴く。
3曲/2013
☆
Breaking Dread
Taste & Perfection
◯C.B.Jim/Blankey Jet City
ブランキー聴くのは国境線上の蟻に続いて2枚目だから、オリジナルのアルバムは実質初めて。
スリーピースバンドのサードアルバム。
強烈な世界観で最初は歌詞とかぶっちゃけダサいな…って思ったけど途中から慣れて逆に格好良く聴こえてきた。
本題からはずれるけどフットボールアワーの後藤がテレビでやったブランキーのオマージュはだいぶ要素をきちんと抑えてることがわかった…こんなのバラエティでやったらどうやったって面白く映ってしまうと思う。
歌詞にやられてしばらく耳に入ってこなかったけどバンドが骨太かつ丁寧ですごくかっこいい。特にドラムパターンが複雑なのに曲を全く邪魔せずきちんと一部になってて凄い。
バスドラムの音が乾いているけど安定感が大きくて面白かった。
特に最後の悪い人たちが良かった。示唆的な歌詞とギター・ドラムの強弱のバランスがいい。
良かったので他のものも聴いてみたい。
12曲/1993
☆
PUNKY BUD HIP
ライラック
車泥棒
ICE CANDY
3104丁目のDANCE HALLに足を向けろ
悪い人たち
◯コロニー/麓健一
麓健一のセカンドアルバム。ずっとストックしておいたのを聴いた。
前作は宅録だったけど今作は他の人とスタジオに入ったらしい。ギター・ベース・ドラム・キーボードの音がする。
前作に引き続いて、ひとつのコード展開を繰り返す曲が多い。
バンドは音の隙間が多いアコースティックでゆるやかな感じで、クリーンなギターも終始穏やかだった。
歌声は前と同じくすごく辛そう。そのか弱さが、自罰とか祈りみたいな感覚を連想させる。
ドラムはスッパマイクロパンチョップって人がやっているらしい。開放感のあるビートだし若干ローファイじみた音もよかった。
2曲目のパフの雰囲気がよかった。ドラムのビートと、特に金物のセンスが気ままな感じがするし、たまに鳴るブリキ缶みたいな音がより自由な雰囲気を出してた。
バンドでしか出せないアコースティックな雰囲気がよかった。
そのおかげで全体的に前作より楽しく聴けた。
11曲/2011
☆
コロニー #1(End of May)
パフ
Party
Fight Song(山荘と水着)
ガールズ
たたえよたたえよ